ピヤホン(TE-BD21f-pnk)の個人的なレビュー
ちょうど今日から有線版の予約開始と言うことで、無線版を昨年末*1に手に入れて結構使っているのでレビューを書いておきます。
ちなみに、好きなイヤホンは Westone 4R と FitEar MH334 です。
初期不良
ぼくが購入した個体は公式ホームページ上では対策済みとされていた、常に「ピーッ」という音が流れ続ける個体でした*2。ずっと待っていた製品が、対策済みとされていた不具合品だった事にずいぶんとガックリきたものです。
初期不良自体は工業製品ですから仕方ないなと思いましたが、対策済みとされていた現象にあたった事は「再生品なのかな?」など不審に思う点もありました。
すぐにサポートに連絡し、良品との交換を依頼したところ一旦ラボに送ってのチェックが必要とのことで着払いで製品を返送しました。
個人的な事情ですが、日本と海外で半々の生活をしているので交換品を受け取ることができず、友人に受け取りをお願いし交換品の音質チェックまでしてもらいました、ありがたいことです。
使い勝手
ケースの充電
USB-Cでの充電ですが、反応するケーブルとしないケーブルがあって「何が基準なのかなー」という感じです*3。一度充電してしまえば、ぼくの使い方だと1ヶ月くらい充電が持つので特に問題は感じていません。
一週間のうち、日本に居る時は週に1回2回の通勤(往復2時間半くらい?)と、1時間くらいの電話会議を5回くらいという頻度で使っています。海外に居るときは平日毎日3時間ほど使っています。
イヤホンの充電
マグネットでケースにピッタリと収まります。バラバラにしておくと無くしそうで基本ケース内で保管しているため、充電切れになったことは今のところありません。
ケースに収めてから充電開始のインジケータが点灯するまで、数秒間のラグがありますが特に不便は感じていません。この時、ケースの充電の残り容量が表示されるので、ケースを充電する目安になっています。
イヤホンを繋ぐアレ
トゥルーワイヤレスイヤホンだと無くしそうって事で、イヤホンを繋げるアレが付いてくる事が話題になっていて、ぼく自身もあれが欲しくてこの製品を選んだところがあるのですが、実は一度も使っていません。
イヤホン本体の耳への収まりが良いので落下を心配するシーンがなかったこと、つけたままでは充電出来なくて取り回しが悪くなることなんかが理由だと思います。
音のこと
音質に関しては散々色々な所で語られているので、もうちょっと実用的な部分に関してだけ触れたいと思います。
ピアノ・バイオリン・弾き語りなどの曲には向かない
正確には、音の数が少ない楽曲の試聴にこのイヤホンは全く適していません製品のコンセプト的に切り捨てられている部分だと思います。
というのも、音量や接続する機器にかかわらず常に割と大きなノイズが鳴っており、音が少ない楽曲ではそのノイズが楽曲の雰囲気を破壊するレベルだからです*4。
ぼくは、他にもワイヤレスイヤホンやヘッドホンを所有していますが、これはこの製品特有の現象です。
電話会議(テレカン)には問題無く使える
ぼくは仕事柄電話会議をよくするのですが、イヤホンの音質にもマイクの音質にも全く問題はありません。片耳ずつ利用できるので、必要以上に自分の声が大きくなることもなく便利に利用しています。
音声ナビの音声が良い
この製品を選んだ理由の1つだと思います。PSYCHO-PASSが好きだったのと、頻繁に聞くことになる声なので好きな声の方が嬉しいなと言うことで。
ちなみに「電源オン」の音声が再生されるのが早すぎて、最初の頃はよく聞き逃していたのですが、装着になれてきたら丁度耳に入れた辺りで再生されるようになったので慣れの問題かと思います。
総評
初期不良のことや、ある程度静かな時の大きめのノイズなどから、そういったことを気にしない人や音声ナビに拘りのある人、基本的に元気の良い音楽だけを聴く人にはオススメできると思いますが、広く浅く音楽を聞くタイプの人には前述のノイズの問題からあまりオススメできません。